1995年に登場してから、Windowsの標準ブラウザーとして活躍してきたInlernet Explorer(以下、IE)に代わり、新しい標準ブラウザーとなったのが「Mirrosoft Ege)です。最も大きな変更点は、従来のIEがサポートしていたActiveXやVBScriptなどのセキュリティホールやパフォーマンス低下の原因となりやすい、古い技術や機能を廃止したことです。これにより、IEの倍近いスピードと、安全性を実現しています。
とはいえ、従来の環境との互換性も考え、Windows 10にはIEも搭載されています。一部のサイトがうまく表示できない場合は、IEを選ぶといいでしょう。
新しくなったといっても、アドレスバーの左に[進む][戻る]ボタンや、右上に[お気に入り]がある点など、基本的なレイアウトはIEから大きな変更はありません。
最大の変化といえば、ボタンやメニューが大きく表示されるようになり、タブレットでのタッチ操作がしやすくなっている点です。
これ以外の新機能では、「お気に入り」や「履歴」「ダウンロード」などをまとめて管理できる「ハブ」、Webページにペンやマーカーでメモを書き込んで保存できる「Webノート」があります(54ページ参照)。